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北のシュガポン

砂糖ジャンキーな北大生が発信。毎日21時更新予定。

高校生が知るべき大学選びのポイント~偏差値は何を意味するか~

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シュガポンです。

 

北海道大学に来て早1年。

時々思うのが、何故僕は北大に来たのか、ということ。他のどの大学でもなく。

「そんなの知らないよ」という声が聞こえてきそうですが笑、一つは偏差値が高いことだったと思います。

その中で、比較的近くて生活に困らなさそうな北大を選んだ。ただそれだけだった。

 

高校生のころはできるだけ偏差値のいい大学に行くように先生方からも言われてきました。

そして、自分でも何となく「ああ、とりあえずいい大学に行けばいいんだな」と思ってた。高校生の皆さんにも、同じ考えの人はいるのではないでしょうか。

しかし、これは果たして正しいのか。

 

大学の選び方が分からないという方へ、ここでは偏差値という観点から、大学選びの基準について考えていきましょう。…

 

 

 

 

「偏差値」って何?

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偏差値の定義

wikipediaによると、「偏差値(へんさち、英: standard score)とは、ある数値がサンプルの中でどれくらいの位置にいるかを表した無次元数。平均値が50、標準偏差が10となるように標本変数を規格化したものである。」だそうです。何のこっちゃ。

要するに、50を平均として、自分が集団のどの辺の位置にいるのかを端的に表した数、ということです。

単に点数が高い、というわけではなく、あくまで相対的な値です。

 

例えば、あるテストでAくんが500満点中490点を取ったとしても、生徒全員の平均点が490点だとすると、偏差値はちょうど50。絶対的には高い点数だけど、集団の中で見れば平均的ですね。

つまり、「偏差値が高い→『集団の中で』上位にいる」ということ。

模試なんかだと、全国の中での自分の位置が重要になってくるため、偏差値が用いられているんですね。

 

 

大学の偏差値が良いということ

では、「大学の偏差値が良い」というのはどういうことでしょう。

こちらのサイトに中々面白い話が載っています。↓

大学偏差値の深い話|尾崎塾 富田教室

 

何だか、大学の偏差値って思ったより正確なものではないようです。計算がちょっと適当というかなんというか。

・・・予備校講師でも何でもないのでこれ以上は突っ込めませんが笑。

 

ただ、少なくとも大学の質と偏差値は「ある程度」比例しているようです。

最新!全国 国公立大学 偏差値ランキング 2017 (1)

 

つまり、大学の偏差値は絶対的な指標とは言い難いものの、その大学の質をはかる一つの指標にはなり得る、といったところ。「質」というのも難しい表現ですが。

 

 

以上の前提を踏まえながら、大学の偏差値は実質的には何を意味するか、そして大学を選ぶことについて考えていきます。

 

 

大学をどう選ぶか

偏差値の高さ=選択肢の多さ

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僕は、「偏差値の高さ=選択肢の多さ」だと思っています。つまり、偏差値の高い大学ほど色んな面で有利だよね、ということ。僕の大学選びの決め手もここ。

 

少し考えてみればわかると思いますが、例えば大学新卒で就職しようと思ったとき、有名大学卒の方が有利に戦えるのははっきりしています。いわゆるネームバリュー。

そのほかにも、難関大学なら民間団体の奨学金がもらえる、インターンシップに推薦してもらえる、比較的しっかりした授業が受けられる・・・。様々な恩恵が考えられます。

極端に言えば、大学でそんなに頑張っていなくても「あの○○大学卒」というだけである程度評価してもらえる。そんな感じ。

 

僕も北大に入ってからその恩恵をかなり受けてきたように思います。

知り合いに話しても「北大!?すごーい!」みたいな。・・・本当はそこまですごくもないし、そもそも北大に入ったことと学業を頑張っていることはイコールではないのに。

また、奨学金も指定校推薦というものがよくあり、旧帝大たる北大は多くの団体から指名されています。

留学先もたくさん、インターンシップもできる。キャリア形成のチャンスがたくさん。

 

このように、大学のネームバリューはその生徒に多くの恩恵をもたらすと言えるでしょう。

 

 

偏差値自体にそこまで意味はない

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一方で、偏差値自体にはそこまで意味はないと思われます。

言い換えれば、どこの大学に行ったかそのこと自体はさして重要ではない、ということ。

 

偏差値が高いからといって、そこの大学にいる人が皆優秀なわけではありません。第一、いい大学に入ってもそこで努力しなければ全くの無駄。

結局、大学名って高校受験の時にどれだけ頑張ったか以上の価値は持たないと僕は思っています。

どれだけいい大学でも、「そうなんだ、すごいね。で、そこで何を頑張ったの?」ってことです。

 

もちろん、偏差値の高い大学は良い教育をしている可能性は高いですし、良い環境にいるほど学業が捗るのは言うまでもありません。

また、先述の通り、社会的には大学のネームバリューを重視してくれる風潮がありますので、そういう意味では有名で偏差値の高い大学の方がお得。

 

しかし、最終的には自分が大学に入ってどうするか。

スティーブ・ジョブズは大学を中退してapple社を立ち上げました。一方、東大を出てもフリーターをしていらっしゃる方もいます。

別にフリーターが悪いとかそういう話ではなくて、大学が良いからといって将来が約束されているわけではない、ということ。

 

 

やりたいことがあるかどうか

少し話がそれました。

 

結局のところ、大学選びのポイントは「やりたいことがあるかどうか」だと思います。

ただし、ここでの「やりたい」は「それに人生を費やしてもいい」というレベルです。

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もしあなたがミュージシャンになりたくて、それを人生をかけてやりたいのであれば大学に行っている場合ではありません。是非夢を追いかけ、実現してほしいと思います。

しかし、多くの高校生は自分の将来について漠然としか考えてないのではないでしょうか。やりたいことといっても趣味くらいのレベル。僕もその一人でした。

その場合、どうしたらよいか。答えは、「選択肢に幅のある道に進む」こと。つまり、偏差値が高い大学に行くことです。

 

先述の通り、有名な大学であればあるほど有利な点がたくさんあります。

やりたいことがないのであれば、あえてそこそこの大学に行くよりも、さしあたって興味がある学部を見つけ、なるべく偏差値が高い大学に行き、そのような恩恵を享受すること。

そして、その中で自分のやりたいことを見つけ、その道に進むために努力を惜しまないこと。これに尽きると思います。

 

 

余談ですが・・・

よく希望の大学に行けなかった・大学選びに失敗したといって仮面浪人(別の大学や学部に行くために勉強すること)をする方がいらっしゃいます。

僕自身は、こういう人ってすごいバイタリティーを持っているなと、素直に尊敬しています。

一方で、仮面浪人するくらいなら今いる大学・学部で自分のできる努力をする方が理に適っている。そう考えています。

結局大学の名前なんて大学生活の本質ではないでしょうし、一回その大学・学部に入ったのならばそこで自分の道を見つけるべきではないかと。よほど自分のやりたいことと方向を違えていない限り。

 

・・・そういえば、「暗殺教室」という漫画に次のようなセリフがありましたね。

「どの川で泳いだかじゃなく、どう泳いだか」

これが真理なのかも知れません。

 

 

僕の場合

僕の場合も将来がはっきりしていなかったパターンで、とりあえず偏差値が高くて、そこそこ近場の大学に行った感じでした。

将来のビジョンがなかったものですから、大学1年生の頃はただただ漠然と勉強していただけ。「何のために大学に来ているんだろう・・・」と考えることもしばしば。

 

しかし、夏休みのバイトの経験や学部への移行をきっかけに、「自分は何がやりたいんだろう?何に興味があるんだろう?」と考え始めるようになりました。

そこからは、本を読んだり、新聞を読んだり、教授や先輩に話を聞いたり・・・。

その中で、自分のやりたいことを見つけ、そして無事工学部に移行することができました。

 

しかし、今更ながら後悔もしています。「最初から自分のやりたいことを見つけていれば1年間もっと有意義に過ごせたのに」と。

もちろん、この1年間は僕にとって重要な時間でしたし、この1年がなければ僕は未だに足元もおぼつかない、普通以下の大学生だったと思います。

それでも、少し自分の将来について考えるのが遅かったとは思っています。

 

ぶっちゃけ真面目に選んでも失敗するときは失敗しますし、適当に選んでも何とかなるっちゃなりますけど笑。

まあ、こんな後悔をしないためにも、大学をいかに選ぶか、このことについて一度は考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

f:id:karakusa456:20170422091823j:plain<今日のまとめ

・大学の偏差値自体は重要ではない

・とはいえ、偏差値が高い大学ほど選択肢に幅が利く

・結局はやりたいことがあるかどうか

 

以上、シュガポンでした。

皆さんの将来に幸あれ。